佐徳 庄内柿 5kg Mサイズ 約36玉入 種なし 山形県 在来作物 平核無柿 食の都庄内
秋【庄内柿】
庄内地方一円で栽培されている平核無(ひらたねなし)という渋柿。
庄内柿の原木は今も鶴岡市鳥居町に現存し、鶴岡市の天然記念物に指定されている。
庄内柿の収穫は、10 月上旬から始まり10 月中旬~下旬が最盛期で、生産者は、専用のカラーチャートで色づきを確認しながらベストのタイミングで丁寧に収穫します
樹全体にまんべんなく陽が当たるように管理された柿は、秋の気温の低下とともに色づき、甘味が増していきます。
内容量:
庄内柿 5kg Mサイズ 約36玉入
期間限定販売10月中旬から
冷蔵便で発送。発送日の指定はできません。
冷凍の商品との同梱は出来ません。
「庄内柿」の栽培の歴史
庄内柿のはじまりは諸説ありますが、明治18 年、鶴岡市の鈴木重光が新潟の行商人から苗木を購入して育てたところ、その中に1本だけ種の無い不思議な柿を発見したことがきっかけだといわれています。
この苗を、果物の栽培研究をしていた庄内藩家老の子息、酒井調良(ちょうりょう)が譲り受け、渋抜き方法や販路など様々な問題を解決しました。酒井調良は庄内柿の普及に尽力したことから「庄内柿の父」と呼ばれています。
鶴岡公園(鶴岡市)の荘内神社参道脇には、酒井調良の胸像があります。冬になると、像を守るために“ 雪よけの頭巾” が被せられます。
「庄内柿」の名前の由来
大正14 年の秋、当時の皇太子殿下が庄内地域においでになることを知った酒井調良氏は、西田川郡袖浦村果実共同出荷組合の代表として柿2箱を献上しました。
このとき初めて「庄内柿」の名前が使われ、以後、庄内柿という名前が全国的に知られるようになりました。
「庄内柿」がおいしい理由
<1> 渋味を甘みに変えるひと手間
庄内柿はもともと渋柿ですが、炭酸ガスやアルコールを使い渋抜きをします。渋を抜いた後の柿は、とろけるような甘さと柔らかさが魅力です。
<2> 栽培に適した風土と気候
月山からの雪融け水やミネラル豊富な土壌、そして昼夜の寒暖の差が大きいため、夜、気温がぐっと下がると柿自身が旨味を蓄え、美味しさが増します。
<3> 丁寧な選別
収穫後、生産者がカラーチャートを使ってひとつずつ色づきを確認してから出荷しています。
歴史と食文化を背景に、平成26年(2014)12月に「ユネスコ食文化創造都市」に認定され、大切に受け継がれてきた鶴岡の食文化は、日本人が本来もつ食の豊かさと、その原点を気づかせてくれる「食の理想郷」へと、その一歩を踏み出しています。
山形県の庄内地域は、自然、伝統、文化等のあらゆる要素がバランス良く整い、これらがもたらす多彩な“食”に恵まれた地域です。
また、その風土にあった作物を伝承し、新たに取り入れ、その価値を高めるため、絶え間ない工夫や努力を重ねてきた“人”に恵まれた地域でもあります。
山形県庄内総合支庁では、庄内の多彩な食材と豊かな食文化を活用し、食を起点として、農林水産業、食品産業、観光業をはじめとする地域産業の活性化を進めていく「食の都庄内づくり」の取組みを行っています。
柿はその味と色の美しさで、秋の季節感を盛り上げる果物。
貴方の心を酔わせます。