【ガサエビ 1kg】 50から100尾 冷蔵 刺身 山形県産天然 ドロエビ ガラエビ トゲクロザコエビ 海老 食の都庄内
甘さ絶品、庄内浜の紅い宝石。
正式名「クロザコエビ」「トゲクロザコエビ」の地方名で、青森県から島根県にまたぐ日本海で水揚げされています。
秋田県南部から、ここ山形県庄内地方にかけて「ガサエビ」と呼ばれています。
プリッと身がしまっていて味がよく、主に刺身や素揚げで食べられています。
漁獲量が少ないため市場への流通が困難で一般にはあまり出回りません。
内容
ガサエビ 1kg】 50から100尾 冷蔵
1月上旬より順次発送
※お届け先様に値段の分かるものは一切お送りしませんので、ご安心下さい。
※天候に左右されるため日にちのご指定はできません。
山形県庄内地方は、山岳信仰の山として有名な出羽三山、鳥海山をはじめとした山々に囲まれた地域です。
山々に降り注いだ雨は、落ち葉や土などの豊富な養分を取り込みながら、やがて川となって海に至り、良質なプランクトンを育て、それをエサとして魚が育ちます。
一方、鳥海山にしみこんだ雨は、長い時間をかけて伏流水となり、一部は海中に湧き出し、周囲の海を特異な環境にしています。ミネラル豊富な伏流水は、魚介の味に大いに影響します。
庄内浜産の魚介は、自然豊かな山々を背景に、変化に富んだ環境のなかで育まれた味なのです。
山形県の庄内地域は、自然、伝統、文化等のあらゆる要素がバランス良く整い、これらがもたらす多彩な“食”に恵まれた地域です。
また、その風土にあった作物を伝承し、新たに取り入れ、その価値を高めるため、絶え間ない工夫や努力を重ねてきた“人”に恵まれた地域でもあります。
山形県庄内総合支庁では、庄内の多彩な食材と豊かな食文化を活用し、食を起点として、農林水産業、食品産業、観光業をはじめとする地域産業の活性化を進めていく「食の都庄内づくり」の取組みを行っています。
歴史と食文化を背景に、平成26年(2014)12月に「ユネスコ食文化創造都市」に認定され、大切に受け継がれてきた鶴岡の食文化は、日本人が本来もつ食の豊かさと、その原点を気づかせてくれる「食の理想郷」へと、その一歩を踏み出しています。
おいしい時期を迎えたガサエビを紹介します。
庄内でガサエビの水揚げが多いのは鼠ケ関港です。
庄内浜の沖合の深海に生息していて、アマエビと同じ所にすんでいるのです。
その生息地が鼠ケ関に近いのが多く捕れる理由です。
由良では産卵期の2月以降に多く揚がる時があります。
船の大きさ、乗組員の人数も水揚げ量に関係してきます。
ガサエビ漁には3人以上の乗組員が必要です。
鮮度を保持するために船の上でいろんな作業をする必要があるからです。
1つはエビの種類の選別、もう1つはサイズの選別、そして最後が箱詰めです。
この3つの作業を沖合の船上でやらなければいけません。
その条件をクリアできる底引き網船が多いのが鼠ケ関なのです。
ガサエビの標準和名はクロザコエビですが、庄内では2種類に分けられています。
捕れる場所から、それぞれ丘ガサ、沖ガサと呼んでいるのです。
水揚げは沖ガサの方が多く捕れます。
丘ガサは身がしっかりしていて、刺し身や焼き物に適しています。
殻が硬く、生命力も強いのです。
やや白っぽい色をしています。
これに対して沖ガサは小ぶりで身が軟らかく、空揚げに向いています。
体も茶色っぽい感じです。
ぷりぷり感は丘ガサに軍配が上がります。
料理屋さんなどでは用途によって使い分けているようです。